先日、クランクを交換した際に雑にFDを調整してしまったので道坂200の途中からチェーンが擦れてペダリングの度にゴリゴリいう様になり、最後の20kmくらいからはアウターに変速できなくなってインナーのみで走ることになってしまいました。
スヘシャライズドのフィッティングの前にとりあえずザックリ直したものの不満があるので再度調整です。
今回はトルクレンチとインナーワイヤープライヤーがあるのでいろいろ捗りそう。
ちなみに私のFDは105のFD-5800バンドタイプです。
まずはバンドを緩めて仮どめします。
そして下記写真の左側のインナー位置の調整ネジをまわして銀色のガイドがチェーンリングのアウターにピッタリになる様に調整します。
これはガイドがチェーンリングに対して平行に設置するためにやっているので後程インナー時点でのガイド位置の調整はやります。
実際には下記写真の様に戦後にアーレンキーを重ねてみてチェーンリングと隙間の無い様にガイドを合わせて水平をとります。
これが終わったらガイドがチェーンリングより1~3ミリ上になる様にしてFDのバンドを本締します。
これからが本当の意味でのFD調整です。
ワイヤーFDに取り付けます。
インナー側の調整
チェーンリングをインナーに、スプロケをローにします。
前が小さいギア、後ろが大きいギアで要は両方とも自転車のフレーム側にします。
そこで下記写真の左側のネジをまわしてチェーンリングとガイドの隙間のを0~0.5mmにします。
FDの前側から覗きこむ様にして見ると見易いです。
目視しながら調整ネジを回せば実際に動いているのがわかるので、それで隙間ができるまで回せばいいです。
ケーブルの張り調整。
チェーンリングをアウターに、スプロケをローに。
前も後ろも一番大きいギアです。
いわゆるたすき掛けと言われる奴です。
そしてSTIレバーの小さい方を少しだけ動かすと軽くカチッと音がします。
これがアウター側のトリム位置です。
これでガイドの内側が擦れない様に調整します。
これは自転車によって調整アジャスターがどこにあるか違いますが、私の自転車はダウンチューブの左上側にありました。
アウター側の調整
チェーンリングをアウターに、スプロケをトップに。
全てのギアが手間に来ます。
下の写真の右側のネジを回してガイドがチェーンに触らない様に調整します。
これで終わりです。
念のため全てのギアで問題ないか確認しますが、たすき掛けのところは妥協してもいいと思います。