きんたのロードバイク日記

ロードバイクについてのパーツ購入、メンテナンス、ブルべ参加などについて記載します。

チューブレスタイヤとシーラントについて思ってる事

チューブレスタイヤについて思っている事を書きます。


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私はロードバイククロスバイクの両方をチューブレスにしています。

きっかけは

「チューブレスにしたらパンク修理をしないで済むのではないか?」

と言う仮説を立てたからです。

 

私自身はタイヤのチューブ交換はそれなりに高いスキルを持っていて、交換が早くて正確だと思っています。

ただ、ブルベでは真夜中の真っ暗な峠で豪雨の中に1人でチューブ交換をしないといけない可能性があるのでそれはキツイなと思ったからです。

豪雨の真夜中の峠を走る機会はそれなりにあると思っていて、雨だとパンクし易いので、その状況になる可能性はそれなりにあると思います。

 

この前のイザベラ・真澄400でも似たような状況でパンク修理をしている人がいました。

(その時は雨の真夜中の峠終わった所で2人いたのでまだ良かったと思いますが。)

 

そうならない様に絶対パンク修理をしたくないマンを目指します。

 

まずタイヤはGP5000TL、パンクし難いGP5000のチューブレスです。

2021年の秋頃に新しくフックレスに対応して嵌めやすくなったというGP5000S TRという物がでたのですが、今現在(2022年5月)はどちらも品薄です。

 

そしてシーラント。

ここがかなり重要だと思っています。

 

まずシーラントはラテックスと非ラテックスがあります。

ラテックスは天然ゴムの事です。

ラテックスにもアンモニア入りと非アンモニア入りがあります。

 

ラテックス系のメリットとデメリットは以下です。

メリット

早くパンクが塞がる。

少ない量で塞がる。

(30mlを入れるのを推奨してる物が多い)

 

デメリット

アンモニアが入っているものは臭い。

アンモニアがホイールにダメージを与える事がある。

小さい穴しか塞げられない。

(1mmの穴を塞げられなかった報告あり。)

シーラントがタイヤの中ですぐに乾いてしまう。

(3ヶ月程度が多いです)

タイヤの中で乾くので中にゴムが張り付いてしまう。

(タイヤ交換の際に掃除の手間がかかる。)

 

非ラテックスは繊維などを入れる事によって繊維がパンクの穴に詰まって塞ぎます。

 

非ラテックスのメリットとデメリットは以下です。

メリット

アンモニアが入ってない。

大きい穴でも塞がる。

シーラントが乾きにくい。

水で洗える。

 

デメリット

穴に詰まらせる性質上、穴を塞ぐのにシーラントの量が必要。

(重くなる)

詰まるまでに時間がかかる。

 

とラテックスと非ラテックスはメリットとデメリットが逆な事が多いです。

 

レースなどをする人にとっては軽量ですぐにパンクが直る必要があるとは思いますが、ロングライドだと確実に直る方が上なので、下記がメリットになります。

大きい穴でも塞がる。

シーラントが乾かない。

(いつでも直してくれる。)

 

デメリットの重さも、ロングライド時の他の装備に比べれば誤差の範囲ですし、仮に予備のチューブやタイヤレバーを持っていかなくても良くなればむしろ軽量化です。

 

予備のチューブやタイヤレバーについては今データを取っていて、ロードバイククロスバイクの両方をチューブレスにしています。

約2年間運用してみてパンクは1回。

ロードバイクでフレッシュに参加中雨でパンクしましたが、気がついたときには既に塞がっていて、空気を継ぎ足して事なきを得ました。

こんな感じいけるなら予備チューブとタイヤレバーは持っていかなくてもいいかもです。

 

シーラントは現在、こちらのFINISHLINEの物を使ってます。

こちらはメーカー推奨だと90mm入れることになってますが、絶対パンクしたくないマンなのと、240mlのボトルを使っているので各タイヤに120ml入れています。

これだけ入れても乾かないので継ぎ足しで入れることもないのでいいかなと思ってます。

 

ただ、去年新しいものにモデルチェンジをしたので新旧どちらも在庫がないです。

 

ちなみに新しいものはこちら。

finishline.jp

新しいものはラテックスになってしまっているので水で洗えるのか?乾きにくいのか?アンモニアが入っているのか?と言うところが気になります。

8mmの穴まで塞ぐのは頼もしいです。

 

同様の製品でmuc-offのシーラントが評判がいいです。

 

こちらの製品はラテックスを使っていますがアンモニアは使ってなく、水で洗えて半年間は乾かないそうです。

6mmの穴までは塞げるのも魅力的ですね。

 

今はだましだまし使ってますが、早くGP5000S TRが容易に入手出切るようになってタイヤ交換したいです。

 

今後はこちら2つを導入するか悩んでます。

 

こちらは穴が開いてシーラントで塞げなかった時に穴にぶっ刺して物理的に穴を塞ぐものです。

 

 

こちらはパンクしても中に入っているインサートのおかげで安全な場所まで走れるものです。

時速20km以下で距離50km以内という制限がつきますが、これだけ走れれば雨の夜中の峠などでパンクした時に麓のコンビニまで走れて、コンビニの灯りのもとで修理作業ができたり、駅まで走ってDNFしたり出来そうです。

 

出来るだけノートラブルのコンセプトで、仮にトラブルが起きても安全な場所まで走れるというのはかなり意味があります。

チューブレスはクリンチャーと違ってパンクしてもすぐに全ての空気が抜けにくく、ポンプで継ぎ足してながらある程度の距離まで走れたりもするので、その点でも有利かなと思ってます。

 

 

 

 

 

 

 

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